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2005.02.24

「ゲド戦記」の魔法を味わう。

“真の名”は知られてはいけない。
それは相手に自分の存在を捕まれてしまうことだから。

ファンタジー世界の魔法は、それぞれその世界なりのルールがあります。
この「ゲド戦記」の世界“アースシー”は中でも魔法観が特徴的な作品です。後のファンタジー作品に与えた影響も大きく、魔法を語る時には外せないでしょう。

魔法の才能を持つ少年が、学舎で力を磨いていく。優れた能力に驕った少年の過ちから、世界に影を呼び込んでしまう。

「ハリー・ポッター」のあらすじを初めて読んだ時は「ゲド戦記」を思いました。
アクションRPG「リンクの冒険」に、紫堂恭子さんのコミックにも。

長らく「ゲド戦記」は、「影との戦い」(1968年)、「こわれた腕輪」(1971年)、「さいはての島へ」(1972年)の3部作でした。
ですから、4作目の「帰還」(1990年)が刊行された時は驚いたし、ずいぶん文体が変わったと感じました。
現在は「アースシーの風」(2001年)、「ゲド戦記外伝」(2001年)も刊行されています。これを「ゲド戦記」のシリーズとして好きになれるかどうかは評価が分かれています。
わたしはまだ「帰還」までしか読んでいませんが、これはこれで良しと思っています。


影との戦い―ゲド戦記 1
清水 真砂子 Ursula K. Le Guin

こわれた腕環―ゲド戦記 2 さいはての島へ―ゲド戦記 3 帰還―ゲド戦記最後の書 アースシーの風 ― ゲド戦記V ゲド戦記外伝

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TVミニシリーズ「Earthsea」として映像化も進められているようです。これは気になります。
見てから読む?映画の原作
宮崎駿氏がアニメ化を手がけたいと言っていたって話しもありましたっけ。「千と千尋の神隠し」にも“真の名前”が出ていましたね。

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