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2006.03.02

箱入り娘、危機一髪。

さて、新入りの名前も判明したところで、いったいうちのジェニー人形たちはどれくらいの数になったのか、調べてみることにしました。…今まで怖くて数えられなかったのですよ。

子どもの人形遊びの頃から集まってきている人形たち。
人形遊びをしなくなってからも、服を作ったりして飾っていた人形たち。
もう遊ぶことも服を作ることも年に何回もできないのに、ついついお迎えしてしまった人形たち。
はたして、20年以上の間にどれだけの人形が集まったのか?

で、しばらく箱入りのまま何年か経っていた子たちも一つずつ取り出してみたところ。
驚愕の出来事がっ!!

アベルという三つ編みお下げの子を箱から取り出そうとした時、お下げに箱の中の台紙がくっついてきたのです!
あわてて引きはがしてみると、三つ編みを結んでいた赤い輪ゴムが溶けていました。

abel1

↑三重になっていたはずの輪ゴムの輪郭が一体化してしまっています。
髪から外そうとしたけれど、髪にもねっとりと貼り付いている…。

abel2

台紙の跡までついています。
ショックのあまりしばらく放心。
この子は初めからお下げ髪で植毛もそのようになっているので、お下げは一回も解かなかったのです。
少女らしい雰囲気で人気があって、さまざまなタイプで再販されていますが、これは発売当初の人形なのです。
買ってからずっと箱入りだったわけではなく、適度に着せ替えて遊んでいた人形です。
北海道の涼しく湿気の少ない気候、押し入れの中で直射日光も避けて保存していたのに。
こ、こんな無惨なことになるなんて……。

いや、いつまでも放心してる場合じゃない。
気を取り直して人形用の櫛をかけたり、熱めのお湯に漬けたり、シャンプーしたり、爪で少しずつはがしたり。
色々としてみたのですが、ゴムのカスは強固にこびりついていて、すべてをはがすことがどうしてもできません。
あらかたとれたところで、もう諦めることにしました。
大きめのリボンで結んでおけば隠れるかな、と。

服を着せてしまいかけたその時、ひらめくものがありました。
そういえば、これってガムが人の髪にくっついた状態と同じ?
ガムってゴムと同じ石油製品じゃなかったっけ?
輪ゴムが溶けて髪にくっついた人はいないだろうけど、ガムなら子どものいる家ではよくありそう。

さっそく、「ガム 髪についた」のキーワードで検索してみました。
ありますあります!
TV番組のサイト、ガム製造メーカーのサイト、クリーニング、家事の裏技……たくさんのサイトがヒットしました。
ガムは油分に溶けるという性質があり、油分を含むヘアワックスやムースをもみこんでから髪をとかし、仕上げにシャンプーすれば良いとのこと。
これならできる、とヘアワックスで試してみました。
おお、落ちる、落ちるぞ!
ガムゴムがだんだんやわらかくなって、赤いカスが少なくなっていきます。
しばらく時間をかけて爪でこすっていくと、やがてすっかりきれいになりました。

abel3

三つ編みの裾を編み直して、ゴムが直接髪に触れない人間用のヘアゴムでまとめました。
他の輪ゴムどめされていた人形も輪ゴムからリボンなどに変えました。

abel4

心なしかホッとしたように見えるアベル。

もしかすると、光沢を出すための髪の油分で輪ゴムが溶けたのかもしれません。
箱入りにしていたら劣化しないですむという思いこみを粉砕された出来事でした。
そういえば、先日お迎えしたサユリ姫も2年近く店頭にあったせいか、足に留め跡がうすくついています。
やっぱり、たまには箱から出して手をかけてやらないと。
しばらくこの人形熱続きそうです。

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