2012.03.11.14:46は……。
こども劇場の例会コンサートで迎えたその時刻は、終わりから2曲目の前。
出演者の方が被災地でコンサートをした時の語りから黙祷を捧げた。
昼寝をしていなかった息子は、ちょっとふにゃふにゃし始めていたが、その静けさの中ですーっと寝入った。
最後の曲とアンコールを、息子をひざに乗せたまま聴いた。
このあたたかさと重さを忘れないように。
昨日からずっと息子にからまれたり、こちらの思うようにしてくれなかったり、疲れもあってキーッとなって、ダンナにあたったり、ちょっと時間をもらって1人で外出したりしてきた。
明日から、ダンナは珍しく出張で、2泊3日の遠出をする。
日常はそうやって、1人になったり2人になったり3人になったりしながら続いていく。
その中で、だからたまには1人になりたいとか、自分の時間が欲しい、とかも普通の欲求として出てくる。
1年前のあの日に、あるいはそうじゃなくても、家族を失った方の心情を思うと胸が痛い。
少しでも早く、とりとめのない日常や、端から見たらなんでもないような(でも本人には切実な)悩みや、くだらないお楽しみが、深い悲しみを味わった方々に戻りますように。
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