パソコン・インターネット

2015.01.31

はじめてのクラウドファンディング(支援者として)。

高知のNPO法人「輝くいのち」より、お便りが届きました。

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これ、クラウドファンディングmoonshot(ムーンショット)を通じて、こんなプロジェクトを支援していた人に送られるサンキューレターです。

高知発、社会のためにふんどしをしめよう!タイの貧困地区の子ども達に教育と仕事を! NPO法人「輝くいのち」
Moonshot

募集されていた目標金額を達成されたので、プロジェクトがスタートしています。
支援者へのリターン(見返り)として、春にはバンブーコットン製で草木染めのふんどしが届きます。

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前から気になっていたんです、ふんどし。
ここはイケダハヤト氏の宣伝にのってみました。
イケダハヤトも愛用!クラウドファンディングに出資すると、めちゃくちゃ快適なふんどしが手に入ります : まだ東京で消耗してるの?

クラウドファンディング、ここ1~2年でずいぶん身近になりました。
小さな個人や団体が、
「こういうことをやりたい、つくりたい!」
と、ネットで言挙げをし、共感した人たちからの出資を募る。
目標金額に達すると、出資した支援者は、その金額に応じた製品や入場券などがリターンとして受け取れることが多い。
と、わたしはざっくり理解しています。
今調べたら、こちらのサイトがわかりやすかったです。
クラウドファンディングとは|基本的な知識とメリットについての解説

ちなみに、目標金額に達しなければ、出資金は支援者の手元に戻ります。
また、新しい製品を作るプロジェクトなどの場合、資金は目標に達して支払われたけど、様々な事情で製品化に至らなかったという場合もあるそうです。
ネットショップで既製品を買うのとは違う点を、支援者になる人は理解しておいた方がいいですね。

県内では、このブログでも紹介しているおやさいクレヨンvegetaboが、日本初のクラウドファンディングREADYFOR?を利用して、最初の資金集めをされています。
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農業と地域活性化に貢献する、口にしても安心安全なクレヨンを!(キムラナオコ) - READYFOR?

おやさいクレヨンは発売されてから多くのメディアにも紹介されて、今は第3シーズンが販売中です。
パッケージがまたかわいい。


そして、わたしがいま注目しているのは、こちら↓

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つるプロ発!リアル×ネットの作家イベントでmade in鶴田を日本中に広めたい! | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

青森県の鶴田町でハンドメイドのイベントを、町の空き店舗とネットとで同時開催!するそうです。
起案者は、このブログでリネンストールを紹介した岡詩子さんたち「つるた街プロジェクト」。
若者は動きが早い!
人口約14,000人の町から、この町の魅力を世界に発信していく。届けていく。
動画を見ても、写真を見ても、今回のイベントでハンドメイド作品を出品されている方の、1人1人の表情やこだわりが感じられて、とても作品を手にしたくなるし、会いたくなりますね。
普通の町のおばちゃん(失礼!)から、こんなに自然で魅力的な表情や言葉を撮れるのは、地元の若者ならではでしょう。


小さな団体が小さな個人から支援を募る仕組み、メリットも、たぶんリスクもある。
でも、マスメディアに注目されなくても、自分達から仕掛け始めていけるのは面白くてわくわくします。

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2015.01.18

weba#026『10倍ラクするIllustrator仕事術』【弘前編】に参加しました

久々の真冬日、吹雪気味の土曜日に、土手町コミュニティパークで開催されたWeba#26『10倍ラクするIllustrator仕事術」弘前編に参加してきました。

講師は株式会社スイッチの鷹野雅弘氏。
鷹野雅弘プロフィール:株式会社スイッチ

チラシ・パンフレット等紙媒体の版下作りやWEBデザインでプロの現場で使われているAdobe社製のソフトIllustrator(イラストレーター)のセミナーです。
このソフト、プロ向けだけあって、初心者にはとっつきにくい。
同社製品のPhotoshop(フォトショップ)は、写真加工の際によく使いますが、まだメニューから内容が見当をつけることができます。画像の解像度とか、色調補正とか。詳しい機能は使ってないけど、デジカメの写真をWEBに載せたりする分には、とりあえずどうにかなります。

これがIllustratorだと、いきなりアートボードだのクローズパスだのオープンパスだの、アンカーがどうしただの、アピアランスだの、言葉がわからない世界に入ります。
本を買ったり、WEB上にあるガイドを読みながら、ちょっとずつ練習していたこのソフト、プロの現場で「10倍ラクする」仕事術を学べる、しかも弘前で!ということで、無謀にも参加してきました。

参加者は20名ほど、DTP(紙媒体)とWEB(ホームページ)の方が半々だったそうです。
わたしのようにIllustratorを、エクセルからPDFに書き出した療養費保険申請書類の修正とか、人形の服の型紙を作る時に使っている人はいないでしょうきっと。→オフセットで5mmの縫い代を自動的につけられるの便利。

午後から始まって休憩挟みつつ3時間超のロング講座。

結論から言えば、参加してとてもよかったです!
教習所でたとえると、まだオートマ車で走り始めたばかりのドライバーが、マニュアル車の坂道発進のコツとか、雪道運転のポイント、ライバルを抜き去るコーナーリングの話しまで聴いたようなものですが!
そういう技術があるってことを知るだけでも、Illustratorでできることの認識が拡がりました。
その内容を抜粋して勝手に載せちゃいます。
インプットしたことはアウトプットして身につける!

第1部『10倍ラクするIllustrator仕事術』
講師の鷹野さんが次々と繰り出すIllustratorの技の数々がとにかくすごかった。
DTPでもWEBでもすぐに使える便利な機能の紹介が、矢継ぎ早に出てくるので、ノートPC持ち込んで追いながら聴いていてもついて行けなくなることしばしば。
でも、後で参加者には動画配信もあるとのことで、安心しました。

その場ですぐに覚えられて便利だったのは、オブジェクトの再配色からハーモニーカラーをリンクして、ぐるぐる回すと色違いがすぐにできるよ、というもの。
いま、Illustratorの練習で、友達からイラストを送ってもらってトレースと色塗りをしているのですが、オブジェクトの再配色までは使ってました。ハーモニーカラーのリンク、こういうことに使えたんですね。
いま、この記事を書きながら再現できたので、これは覚えた!

Red_blue

赤と青のオブジェクトを再配色から編集して、ハーモニーカラーリンクしてからぐるっと回して、色を変えて青と緑へ。

Blue_green

…楽しい。

それから、キーボードショートカットの編集の仕方。
これもすぐに後追いできたので、不透明度の変化を数字の「5」で50%(半分透過)にすることができました。
ショートカットの一覧はテキスト書き出しできるそうなので、これは作ってながめて覚えていこう。
シンボル、スクリプト、アピアランスについては、
「そんな世界があるのか!!」
という段階なので、後でゆっくりやる。

第2部「効果の出るデザインとは」
架空の雑貨店のDMハガキを見本に、より集客効果が上がるデザインを考えます。
事前に資料も配付されていて、リデザインやってみてください、ということだったのですが、わたしは何をどうしてよいかわからず、そのままでした。
まずは、参加者同士2~3名のグループで、何が足りないか、どこをどうしたらよいかを出し合います。

わたしは隣がDTPの紙面広告作る方とフリーランスのWEBデザイナーの方でした。
ぱっとすぐに意見が出てくるのが、さすがです。

各グループからの発表後に、鷹野さんからのサジェスチョン。

「紙メディアの人は、ターゲット選定が弱い傾向がある。このDMを送付する相手が、既に来店している人だと、実は地図などなくてもいい。
もし地図をつけるなら、曲がり角や間違った時の目印をデフォルメした地図にする。駅から徒歩の所要時間が必要。
効果を測定する為にも、「ハガキを持参した方は~」など行動をうながす文言を入れる。」

誰に、何を、どうやって伝えるか、その結果、どうなりたいかを常に意識して作るのが大事ですね。
この後、逆にWEBの人が弱いと言われる文字詰め(カーニング)についてのセッションもありました。紙とWEB、両方を制作している鷹野さんならではの横断した内容でした。

第3部『Webで使うIllustrator』
紙媒体の方でよく使われてきたIllustratorですが、WEBを見る媒体の変化に合わせて、WEBでももっと使っていこう。
その為には、こんな機能を使って、こんなことができるよ、というお話し。
ええ、ファジーなまとめですみません。まだ人に伝えられるほど、理解できてないってことで。
文字組について、WEBフォントについて、CSS3とSVG形式について、の紹介がありました。
専門家ではないわたしですが、響いたのはこんな話し。
「スマートフォンの巨大化、タブレットのコンパクト化で境目がなくなっている。Android端末に至っては、現在12,000以上の機種があり、画面サイズ、解像度もばらばら。
1ドット=1ピクセルだったのが、1ドット=2ピクセルになり、さらに3ピクセルで描画するようになってきた。もう、画面なら72dpi、紙に印刷するなら300dpiという分け方ではなくなっている。」
ふえぇ。先端で常に変化する技術と向き合っている現場の方々に、本当に敬意を表します。

わたしは基本の仕事は事務屋ですが、内容を紐ほどくと簡単なパンフレットを作ったりホームページを作ったり、名刺を作ったり、とPCの使い方はかなり何でも屋です。
PCの他に、経理的な仕事もすれば、役所での書類手続き代行、電話応対もします。
スキルが広く浅くになりがちな中、専門職の方の話しにふれることで、もっともっと果てしない世界があることを実感します。
自分に必要なコツを選択しながら、もっと効率的に役立てるものを作っていきたい。
そんな風に思うセミナー参加でした。

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終了後、講師の鷹野さんに著書にサインして記念撮影していただきました。
鷹野さん、主催のwebAさん、ありがとうございました。
きっと、自分の仕事に活かしていきます。あと、趣味のキセカエヤにも。

こちらの本、今回のセミナーの内容もあり、その他にもたくさんの技が収録されていて、すごいお得感あります。
Illustrator使っている方はおすすめ。レビューも高評価です。

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2014.11.10

ねぶたの家でITと仕事と地方在住について考えた(3:パネルディスカッションと感想)

半日のセミナーを3回の長文でアップするブログです。
最後はパネルディスカッションの様子と、わたしが感じたことなどを。

パネルディスカッションは登壇者のクラウドワークス社吉田さん、リチャージ社志水さんに加え、進行役として主催のNPO法人あおもりIT活用サポートセンター大浦理事長が参加しました。

の、その前に!
2回目の休憩が終わったと思いきや、司会の方より
「これより名刺交換タイムをもうけます!」
とのアナウンス。会場の前方で、吉田さん、志水さんとの名刺交換会が始まりました。
わたしも、クラウドワークスに登録している1人として吉田さんにご挨拶する列に並び、名刺交換させてもらいました。
閉会後に名刺交換タイムにすると、時間の都合で参加できない人がいたので、この時間帯に設定されたとのこと。なるほど。

さて、パネルディスカッションが始まりました。

「では、お二人に聴いてみたいことがある方!」
(………)

しばし、会場に静寂が。え、えっと。

たぶん、あれです。パネルディスカッションとして、しばらく大浦理事長が加わって3人でお話しをして、最後に質疑応答があると皆さん思っていたんじゃないのかな。きっと。わたしはそう思ってたから、質問文がまだまとまっていなかったです。東北人がシャイだってことはあるにしても!

それでも、ぽつぽつと手が上がり始めます。その応答より抜粋。(以下、敬称略にて失礼します)
参加者「ラーメン屋を経営していた。飲食店に向けてコンテンツを提供したい。IT・PCにうとい人に活用していくことを伝えたい。こういう場に来て自分で学ぶ人はいいけれど、ネットが苦手な人に対してのアプローチをどうしていったらいいか」
大浦「青森はネット利用率が最低。底上げをしていくことが必要」
吉田「我々ができるのはきっかけ作り。85歳が登録したからといってすべての85歳が参加できるわけではない」
志水「きっかけの場づくりをしていくことを、それぞれの地域の人がやっていくといい。例えばホームページ作りのJimdoなどツールはどんどんよくなっている」

参加者「県庁で働いている。誰をターゲットに開発していけばいいか」
吉田「やりたいと言っている人をターゲットにしていく。銚子電鉄のぬれせんべいの例。経営難の打開策として、ぬれせんべいの販売を始めたら売上の2/3を稼ぐようになった。震災後の復興についても、助成金が出ていない地域の方が復興が進んでいる。行政側でターゲットを決めるより、こういうことをやりたい、という人を後押ししていった方がいいのでは」

参加者「クラウドソーシングにおけるトラブルはあるか。働く人にとって必要な意識は」
吉田「コミュニケーションスキルは必要。ネットでもネットでなくても。全体の2~3%はクラウドワークス側に契約上のトラブル報告がある。クラウドソーシングの方が未払いなどの問題は少ない。(クラウドワークスで既に報酬の金銭を預かっているので、成果だけを持ち逃げされることはない仕組みだそうです)」

「青森県のクラウドワークスの登録人数。
人口比率全国平均に当てはめると青森県は2300人登録になるが、現在の登録は1480人」

「ITという道具を利用していく。リンゴはこうして作られているを紹介する大人の食育。ITでリンゴなど農業も別の売り方をしていく。共感を主体とするアプローチを展開していきたい」
「音楽はCDの売上が下がっているがライブは上昇している。ものを作っている人に共感するストーリーを出していっては。リンゴがこうして作られている、ということを、ここの人は当たり前だと思っているが、他の地域の人はそうではない」
「お笑いの世界でも従来の下積みからテレビに上がっていく派と、ネット動画などで個人が直接視聴者に発信する派で争いになっている」

最後に、わたしも勇気を出して質問しました。
津軽に移住してきて間もなく2年、職探しには困っている。在宅で請け負いの事務代行を始めており、クラウドワークスに登録している1480人の中の一人だが、まだ稼働はしていない。
リチャージのプレゼンに出てきたようにスタッフを「うちの子」として、育てたりリフレッシュさせたりパーティをしたりして仲間として扱っていく会社と、クラウドワークスのように、個人がそれぞれ発注元と取引をする形と、どちらも共感するけれど、今後は働き方がどうなっていくのか。
また、個人で受注しているワーカーの横のつながり、地域で相談し合ったりできるような場があるか。
というようなことを、喋りました。文章ほど整理されてない発言だったので、質問の内容が伝わりにくかったと思います。着席しても手の震えが止まらないくらい緊張しました。
なので、せっかくお答えいただいたのに、タイプできていませんごめんなさい。

最後の質問に関しては、クラウドワークス×リチャージで「アンバサダー」という提携の仕方をしており、各地でクラウドソーシングを広めるパートナーを募集しているとのこと。オフ会も推奨されていて、プロジェクトのメンバーが集まったり、チャットで日常の共有もされているところがある、ということが聞けました。

閉会後、何人かの方がわたしのところへ来て、声をかけていただいたり、名刺を渡してくれました。
ああ、自分の仕事の名刺、作ってくればよかった!!と重ね重ね。
弘前からの参加者の方もおられ、つながりができてよかったです。

このブログ記事3つを書きながら思ったこと。
吉田さん、志水さん、お二人の話しで一番ぐっときたのは、それぞれどん底の時のこと。
事業に失敗して、内定の取り消しを出したり、資金繰りなどに追われ笑顔が消えスタッフに去られていった時のこと。
その時のことを語る口調は、それまでの慣れた説明、プレゼンとは違い、身を切る思いをしてこられてきたことが伝わりました。
そこでの「ありがとう」であり「うちの子」。
これはまさにライブの醍醐味で、レポートとしてお伝えできることではありません。
この辛い時の話しを聴いていて、わたしは「共感」していました。おそらく、他の参加者も。
まったく違う仕事をしてきた、会社を経営してきた方々にだけど、人は言葉で、あるいは表情や口調、動作などからその人が出す空気で、まるで自分のことのように「共感」して心を動かせる。
お二人からは「共感」「共創」という言葉がたびたび出ていました。
わたしは
「役者は上手いと思われるのではなく、観客にあれは自分だと思われる役者であれ」
と言う劇団の仕事に20歳から関わっています。
まさか、ITとかクラウドとか、21世紀の働き方、というタイトルのセミナーで、そのことを思い起こすとは。

ITでこう変わる、こんなことができる、と言うと、コンピューターを介在した無機質な、つながりが薄い時代環境をイメージしますが、その先端にいるのもやはり人。
こういった直に同じ場にいて、その人のストーリーに共感すると、ぐっと自分のこととして感じることができます。やはり、ライブ大事。
「ありがとう」も文字なら数キロバイトだけど、画像で数十キロバイト、動画でメガバイト、生で会うならそれ以上の情報を相互に受け取るのだから。

既存の仕事、業界からの反発も多いでしょう。
海外でのタクシー運転手のストのように、仕事を奪われる危機にさらされる人たちもあるでしょう。
ITが作る雇用もあれば奪う雇用もある。この止まらない流れの中で、じゃあどうしていくことをそれぞれが選ぶのか。

このブログを含む個人サイトのタイトルは「Alternative Stories」。
オルタナティブは、かつて不登校をしていてできたばかりのフリースクールに通っていた時によく言われていた言葉でした。既存の学校へ行く以外の場・生き方をつくろう、と。
30年近く前だと、義務教育に行けなければ、進学・就職もできないし、将来は乞食だなんて面と向かって罵られたこともある時代。
安定した、正当な、主流の生き方から外れたらいけないと、一律に規格品のように、みんなと同じになるように気をつかっていて、すり減ってパンクしてしまった。

「働き方の選択肢がもっと拡がっていけばいい」
とパネルディスカッションで言われた言葉。
それは1人1人が選ぶというより、その時その時に選べるといい。
正社員でしっかりフルタイムで安定して働くこと、育児や介護などで時間の制約がある中で働くこと、病気やケガなど障害がある中で働くこと、誰だって起こりえる。
規格品からドロップアウトしたらもうおしまい、という時代ではなく、それぞれの形のままでいっしょに進んでいける時代にしていけたらいいなぁ、と長い長い記事を書きながら思うのです。

今日から津軽移住3年目が始まりました。
2年前はフェリーに乗って津軽海峡を越えてきたのだったなぁ。(※過去日記
まず3年やってみようと言って、あと1年です。
自分が一番思いがけない展開になってます。さて、1年後はどうなっているか?

会場となったねぶたの家ワ・ラッセ、ロビーでねぶた下絵のコンクール入賞作品展が行われてました。
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こういうことを小中学生の頃からやってるの、やっぱり寄せ集め文化の北海道から見るとうらやましい。


ごめん、やっぱり長すぎた。

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2014.11.09

ねぶたの家でITと仕事と地方在住について考えた(2:リチャージ社志水代表のお話)

前回記事ねぶたの家でITと仕事と地方在住について考えた(1:クラウドワークス社吉田代表のお話)、の続き。
もっとコンパクトに書きます、たぶん。

<志水 哲也(株式会社リチャージ代表取締役)さんのお話しまとめ>

沖縄県の宮古島で2013年に会社を興した。昨日、宮古島の気温25度、到着した青森5度。
Re:charge project
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家族が揃ってテレビを見る「お茶の間」はインターネットの情報洪水に押し流された。
わたしたちが子どもの頃と比べて、500倍の量の情報が押し寄せている。

インターネットで「つながる」時代、心のつながりは?

IT企業で働く人のうつ病発症率は他業種の2倍。
・満員電車で片道1~1.5時間、往復2~3時間の満員電車通勤
・希薄な人間関係
・長時間勤務、タスク管理等のストレス、常に技術更新が必要、自分のスキルの将来性への不安が絶えずある。
IT企業、技術者は創造的なワークプレイス(働く場)を必要としている。
心身が疲労しても、簡単に海外などで長期休養するわけにもいかない現状。
働きながら、自然の癒やし+人々とのつながりで創造性を取り戻す(リチャージする)場の提供をしていきたい。

どうして宮古島でできる?
・LCC就航で安くなった移動コスト
・都会に不足する自然や人間関係の豊かさ
・どこでも仕事ができるクラウド(WEB)のインフラ整備

宮古島=地方の課題
・大規模な産業がない→就業の場、教育の場が少ない
・雇用問題、低所得
・教育機会の少なさ
・若年者の流出(都市部で教育を受けても、戻ってきて就労する場が無い)

宮古島=地方の強み
・都市圏のニーズに応えられるクラウドのインフラが揃ってきた
・都会に比べて安価な開発コスト
・IT技術者は今後不足する=若者の安定的な収入源に
・先進的なIT技術者を集められる豊かな自然と人間関係

「南の島で、遊ぶ、寝転ぶ、仕事する」
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宮古島写真素材|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそに写真提供もしている)

合併されて使わなくなった町役場庁舎のコワーキングワークスペース。Wi-fi(無線LAN)完備。議場で仕事できる。
宮古島に行ってくることでスタッフが元気になる仕組み作り。
生活をともにするシェアハウスも準備、Wi-fi完備のカフェ「Re:charge Cafe BREATHE」もある。

島の生活を直接支援できるプロボノ活動。
(※プロボノ=専門家がスキルを活かして行うボランティア)
トライアスロン大会への支援をした。
「宮古島トライアスロン大会」配送最適化 実証実験レポート:iPhone+GPS+HTML5が支えたトライアスロン大会 (1/2) - @IT
すぐ目の前の人から感謝をされる実感が技術者に必要。

変えていくのは、「よそ者、ばか者、若者」
名古屋が本拠地の志水さんと、島民、移住者が組んでいる。

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…クラウドワークス吉田さんのお話しに比べて、メモが断片的ですね。
志水さんのお話しは、出だしのお茶の間の説明から、最後の「宮古島の市長に行った10分間のプレゼン」まで、実に楽しい仕掛けがある語りで、笑ったり泣いたりしててあまりタイピングしてませんでした。
特に最後のプレゼンは、最前列でなければ涙ボーボーでした。
すぐ休憩になったので、しばらくロビーで深呼吸しつつクリームパンを食べて平常心を取り戻しました。
このへん、パネルディスカッションと質疑応答の内容から自分の感想とからめて、また次回に書きます。(まだ続くよ!?)

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ねぶたの家でITと仕事と地方在住について考えた(1:クラウドワークス社吉田代表のお話)

1108nebuta

青森市で土曜日18時までのセミナーなのに行った理由
青森市まで出かけて、ねぶたの家ワ・ラッセで開催されたセミナー
「新しいワークスタイル」 『シゴト×あおもり暮らし』セミナーに参加しました。
土曜日で終わりが18時とあって、発表された時は参加を見合わせたのですが、どうしても株式会社クラウドワークス代表の吉田浩一郎さんのお話しを聞きたくて。
初めて息子の保育園お迎えを義父にお願いして行ってきました。

日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

クラウドワークスを知らない方のために説明すると、WEB上で発注と受注をマッチングするサイトです。
例えばA社がロゴ作成を募集すると、全国のデザインスキルを持った人が応募して、採用されたら報酬が得られたり。
B社が「美容に関する記事を800~1000文字で30件募集、1件あたり○○円」で募集すると、全国から美容に関する記事が集まる、といった具合。
そこには、会社勤めをしている技術者(デザイナー、プログラマーなど)も、退職したシニア世代も、子育て中の主婦も混在して、時間単位で個人のスキルを売り買いしているといった風景があります。

Photo

実はわたしも求職活動中に、このクラウドワークスに登録をしています。
特殊スキルはないので、ブログ記事ライティングとかで、少しずつ収入を上げられたらいいかなぁ、と。
が、なかなか一歩を踏み出せず、どんな感じなんだろう?と並んだ応募案件を眺めるのみでした。

昨日東証マザーに上場決定、急成長中のクラウドワークス社の代表取締役吉田浩一郎さん、どんな人だか興味があったのです。

もう1人の登壇者は、株式会社リチャージの代表志水哲也さん。

沖縄の本島よりさらに飛行機で30分飛んだ宮古島で、新しい働き方を提案する会社を興した人、ということです。普段は名古屋の会社を経営されているとのことです。すみません、今回のセミナー参加前に初めて知りました。


開始前の名刺交換!?
研修室、時間ギリギリに入ったら最前列しか空いてなくて、司会の方の目の前に座ってしまいました。こんなに大きいのに後ろの人すみません。おかげで写真は撮れなかったです。
主催のNPO法人あおもりIT活用サポートセンター、Facebookの投稿より借用。


今回のセミナー参加をきっかけに入会もしました。今後ともよろしく。

開始直前に、いきなり司会の女性から「近隣の人と名刺交換してください」と言われました。
まだ自分個人の名刺作ってないのに!
とりあえず事務代行している訪問マッサージつくしの名刺でもってお隣の女性にご挨拶。
元SE(あれ、プログラマーだっけ?)の主婦でお腹に赤ちゃんがいる方でした。
わたしも妊娠中に札幌のNPO主催のチラシ作り講座に通ったことを思い出します。
県外出身でご主人の転勤で津軽移住してきたことなど共通点あって、お話しできてよかった!

以下、セッション中のメモより抜粋です。長いよ?


続きを読む "ねぶたの家でITと仕事と地方在住について考えた(1:クラウドワークス社吉田代表のお話)"

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2014.10.25

光回線とiPad Airが来た。

引っ越しにともなって、通信環境を変えました。
ADSL12Mコースからフレッツ光へ。
ひかり電話もつけて、アナログ回線を休止。もう、一般電話に連絡して来る人は親と勧誘くらいなので、個人の連絡先はほとんど携帯にしました。

そして、iPad Airを2年間のレンタル。
@niftyでフレッツ光を契約すると月980円で利用できるキャンペーンにのった形です。
新機種が発表されたのは契約の後でしたが、キニシナイ!
いや、気になるけど、引越しと光回線引くのとタイミング合わせてだからシカタナイ!
今まで4年くらい前のAndroidタブレットを使っていたけど、かなり限界だったので、それと比べたらねぇ。
このサービス、2年間使ったら、返却するか数千円で買い取るか選べます。
ざっくり計算すると、初期費用2,000円+980円×2年間=25,520円(税抜)。
たしか2年後の買い取り金額は5,000円弱ぐらいだったので、合計3万円くらいで入手できることに。
携帯端末はPC以上に入れ替わりが激しいので、2年限定くらいならいいかな、と。

そして、到着したiPad Air。
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4年前のAndroidタブレットだと、息子が音声検索しようとしても、すべて
「うーふーふー」
に変換されていたのだけど、iPadのSiriは認識してくれました!

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もちろん、なんだかわからない結果になることもありますが。

Apple社製品を導入するのは初めて。
しばらく試行錯誤してみます。

え、ケータイはいまだにガラケーPHSですが、なにか?



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2014.10.04

Jimdoでホームページを作ってみた。

事務を請け負っている治療院のホームページをJimdoで作ってみました。

小さな治療院で、なるべくコストをかけないように運用したいとのことでしたので、まずは無料版でできるところまで。


訪問マッサージつくし - 訪問マッサージつくし(平川市、弘前市、田舎館村、黒石市、藤崎町)
Tukushi

写真やイラストなど、素材をもうちょっと用意できると、さらに見やすくなりそうです。
jimdoの広告外したいとか、独自ドメイン(例:http://www.tukushi.com/)を使ったり、メールアドレスをとったり、デザインにもっと凝ったことをしようと思えばPro版に移行すれば、年間¥11,340で運用できます。
月1000円弱と思えば、それほどでもありません。サーバー借りるだけでも、それなりにかかりますし。

編集は、こんな感じで↓。
Tukushi_edit

ログインしてから編集したい場所をクリックすると、その場でワープロ感覚で編集できます。
そのまま保存すれば反映されるので、FTPでアップロードする操作などもありません。
もし、将来わたしが契約終了して関わらなくなった時にも、引き渡して運用することもできそうですね。


地味にスマホ対応ページもできてくるのがうれしい。
Smart_2

やはり、アクセス解析など見ているとPCよりスマホが増えてきてますからね。
自分がガラケーのみなので、つい後回しになるところでした。
わたしのように非WEBデザイナーの人が、小さな事業所、NPO、サークルなどのホームページを作らなきゃ、という状況になった時、まずこういったサービスで作ってみるという選択肢があるというのは助かります。
HTMLなど勉強したりソフトを買ったりしなくても、まずやってみる。





他に、WIXも人気なので試してみました。
WIXはデザインがおしゃれなテンプレートが多かったです。
今回は治療院のイメージでJimdoの方を選びました。
カフェやショップなど横文字が似合うサービスだとこちらもよさげ。

今はブログもネットショップも無料で使えるサービスが増えてます。
わたしのような素人が使っても、見かけもそれなりにちゃんとできる。
ますます、見かけや仕掛けより、内容で選別されるようになるんでしょうね。

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2014.10.02

ココナラでぬりえを描いてもらった。

ココナラというWEBサービスを使ってみました。



1コイン=500円で、WEBで完結するサービスなら何でも売り買いできるというものです。
占い、人生相談、ロゴ作成、WEBサイト診断、イラスト作成、ブログ記事作成などなど、プロからセミプロ、素人まで混ざり合う技術のフリーマーケットです。

わたしが利用したのはこちら。

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ぬりえの原画を描いてもらいました。
上の写真は息子が塗りました。裏紙使ったので、ちょっと裏の線がすけてますが。

出品者は
エビマイスターさん
ありがとうございます。
イラストのお仕事がその後人気が高くなったからか、今は500円ではお願いできなくなっています。
出品し続けてランクが上がると、オプションがつけられるようになるんですね。RPGとかポイントシステムっぽい。

キセカエヤでイベント参加する時に、このぬりえも持って行って、おねえちゃんがデコドレスをしている間に、妹ちゃんにぬりえして遊んでもらったり、同じイベント出店者さんの娘さんに遊んでもらったり。

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ごめん、この日は色えんぴつとかなくて、水性ペンだけでした。
でも、女の子はやはり上手。

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別に、そのへんのぬりえ買ってコピーしていけばいいんじゃね?
と言われそうですが、オリジナルなのがいいのです。

ちょっと、自分も何か出してみたいのだけど、500円で買ってもらえそうなスキル、何かあるかなぁ??

出品されているサービスや、リクエストボードをながめているだけでも、けっこう楽しいです。
若手声優があなたの指定する台詞をしゃべってくれる、とか、いろいろあるものです。

ココナラ

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2014.07.23

Facebook乗っ取りその後。

先の記事に書いたFacebookのアカウント乗っ取られ事件から3日。
友人達に一時表示されていた「友達ではありませんか?」に外国人の顔が並ぶ現象も落ち着いてきたとのことでホッとしました。

先の記事にコメントくださった方も同様の被害に遭われたそうですが、このところ、SNSの乗っ取り事件が急増しているそうです。

下記リンクを参考に自己防衛力を高めましょう。
過去最悪の被害?LINE・Facebookなど主要アカウントの乗っ取り防止の基礎知識 | Social Magician Makoto Sakata
至急設定!主要ソーシャルメディアのアカウント乗っ取り予防対策集 - NAVER まとめ

わたしの方は、パスワードと同時にID=メールアドレスも別のものに変えたためか、その後は不正アクセスはされてないようです。
乗っ取りにあった方は、紐づけたメールアドレスも別のものに変更するといいかもしれません。

普段、周りには「PC・ネットに詳しそうな人」というイメージが通っているため、友人たちにも驚かれました。
そして、わたしがとった対応策についても、教えて欲しいという個別相談があったので、近隣の人には会った時や、メールなどで共有しています。

○これまでに対策していたこと。
・知らない人からの友人申請は無視
・アプリ、診断系には触らない。もし遊んでも、後で消しておく
・自分のタイムラインに投稿できるのは自分だけ
・タグ付けされた投稿は、自分が承認してからタイムラインに表示する
・不正なアクセスがあれば携帯メールに通知
・パスワードはアルファベットと数字混在で6桁以上
・他のユーザーが使用しているアプリから情報を抜かせない

×これまでにやってしまっていたこと
・ID、パスワードの使い回し
・1年以上、パスワードを変えない
・メールアドレスの一部とパスワードが重複
・外部サービスにFacebookやtwitterのIDで新規登録

◎今回やったこと
・ログイン承認…別のブラウザ・端末からのアクセスをされたら確認コード必須
・ID、パスワードの変更……パスワードは使い回さない


まあ、どれだけ気をつけていても、ネット犯罪者が本気を出せばすぐにやられてしまうのでしょうが、自転車泥棒と同じように「こいつはちょっと面倒そうだ」と思われるように脇を固めておきましょう。

また何かあればお知らせするかもですが、次回からは通常営業(?)に戻ります。
あ、結局Facebookに送ったメッセージでアカウントが凍結されたのは、翌日の18時過ぎでした。
メッセージは送るとしても、被害を拡散しないよう自分でなるべく早めに対処した方が良さそうですね。

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2014.07.21

Facebookアカウントを乗っ取られた件。

昨夜、Facebookのアカウントを乗っ取られました。

息子を寝かしつけている間にやられたようで、気がついたのは乗っ取りから30分後の23時過ぎ。
ダンナに「ケータイにメール来てたよ」と言われて見てみると、
英語で「あなたのパスワードが変更されました。心当たりがなければ…」的なことを書いてある!
いや、英語得意じゃないのであてずっぽうですが。

あわててアカウントロックして、パスワード再設定して、ログインに紐づけていたメールを別のものにしてから、ログインしてみると……
自分が「Carly Luce」なる外国人女性に名前が変わっていて、プロフィール画像もセクシー路線に変更されてました。
0720facebook

しかも、一手目に使用言語を英語に変更されていたので、Facebookのメニューや操作に対しての反応がすべてEnglish!
手探りで日本語にやっと戻して内容を読めた時はホッとしました。
普段は意識してないけど、やはり海外発のサービスだったわねぇと再認識。

使用言語を英語にして、名前とプロフィール画像を変更した「Carly Luce」は、わたしの大切な友人達を次々と削除していきました…。
そして、すべての友人達を削除した後、「leominster」という場所を検索。
0720facebook2

その後、おそらくそのエリアに関連したアカウント(当然英語圏の人たち)に次々と友達申請を送りました。
最初のログインから20分間で50件くらい。
最後の友達申請のログから、わたしがログインしたのが30分後くらいでした。

プロフィール画像を自分の写真にし、すでに友達になってしまっていた外国人アカウントを友達から削除しました。
そこで、タイムラインがお店や企業の購読フィードしか表示されていないことに気付き、自分の友人達がすべて削除されていることに気付いたわけです。

さいわい、過去の自分の記事や写真には手を出されていなかったので、そこの「いいね!」されていた友人達から順に友人再申請をしていきました。
しかし、乗っ取られてから通算するとあまりにも多数の友人申請に、スパム警告を受け再申請はストップ。
アクティビティログをさかのぼり、多数の見知らぬ外国人アカウントに対して送られた友達申請をキャンセルして回る作業に切り替えました。
その夜は午前2時半頃に作業を終えました。
一応、不具合報告のフォームを使って、アカウント乗っ取られた旨をシステム側に伝えましたが、連休の中どこまで対応されるものか。

そして、翌日の今日、ほぼ全員の友人達に再申請ないしメッセージでコンタクトすることができました。
もともと、わたしがFacebookでつながっている友人は50人前後でした。まだ手作業でなんとかなります。
これが三桁以上の人がやられた場合は、復旧にも数倍の手数がかかることでしょう。
お手数をかけた友人の皆さんには、本当に申し訳ない。再度友達になってくれてありがとうございます。

このところ、LINEの乗っ取りがWEBで話題になっていました。

「LINE」乗っ取りとは?すでに被害300件以上 - NAVER まとめ
[対処法] LINE乗っ取り被害に遭った!アカウント削除までにやったことまとめ : まだ東京で消耗してるの?

まさか自分のFacebookアカウントが乗っ取られるとは。
ログインに使っていたメールアドレスが無料サービスのもので、他のSNSや通販サイトにも一番広く浅く登録していたこと、パスワードは英数混在にしていたけれど、メールアドレスと一部重複していたことが、甘さだったと思います。
あと、外部のサービスを使う時に「Facebookアカウントでログイン」を使っていたことも、穴になっていたかも。
重要なSNSのログイン情報にはもっと慎重にならねばですね。
ググってみると、Facebookの乗っ取りもこのところ頻発しているようです。

Facebookでもアカウント乗っ取り事件 : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
Facebook アカウントロック!見知らぬ誰かが不正ログインしていたときの対処方法

対策として、とりあえずセキュリティ設定の「ログイン承認」を追加しました。
これは、普段使っている端末以外からアクセスされようとした時に、あらかじめ登録した携帯電話メールにパスワードを送信してくれて、そのパスワードを入力しないとログインできない、という設定です。
一番上の「ログイン通知」は、誰かが自分のアカウントを使ってログインしようとした時に、お知らせメールを送ってくれる設定。
これのおかげで気付いたのだけど、当時は寝かしつけしていて対応できなかったので、ログインできないようにしてやる方が安心です。

PC版だと右上の▼メニューから「設定」を開き、
0720facebook3

「セキュリティ」の上から二番目の「ログイン承認」設定を追加しました。
0720facebook4

すぐできるので、まだやっていない方は設定をおすすめします。

今回は友人たちの「友達かも?」リストに見知らぬ外国人が多数出るようになった、という影響がありました。
すぐに取り下げたにも関わらず、です。
もし、友人達のタイムラインにエログロ画像や広告スパムを投稿されていたり、個人情報を引き抜いたりされてたら……と思うと冷や汗もの。
ベネッセの件を例にとるまでもなく、今の時代、個人情報なんてどんなに気をつけていても、どっから漏れるかわかりません。
それでも、大切な友人や家族、取引先に迷惑をかけることのないよう、できることはやっていきます。

しかし、今回の乗っ取りは、何をしたいのかわからない。
LINEのようにWEBマネーを買わせたり、上記引用のFacebook乗っ取りのように特定商品の広告・宣伝をしたりということでもないし。
また、今後の動きやわかったことがあれば、当ブログからお知らせします。

まずは、ご迷惑をかけた友人の皆さん、ごめんなさい!

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