格闘技

2009.12.31

追悼:さらば愛しの殺人医師。

まさか、この年の瀬にこんな悲報を知ろうとは。

「殺人医師」スティーブ・ウィリアムスさん死去(格闘技) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

外国人プロレスラーで一番好きな人でした。
全日本プロレスを見始めた頃に、故テリー・ゴディさんとタッグ“殺人魚雷コンビ”を組み、入場時にはKISSの曲で縦横無尽にリングを駆け回り、オクラホマ・スタンピートで対戦相手の肋骨を折った。
そのインパクトがとても鮮烈で、以後ずっと全日本プロレス中継を見ている時はウィリアムスを応援していた。
タイトルマッチにからむようになると、故三沢さんや小橋選手ら四天王を恐ろしい角度のバックドロップで投げた。
ゴツゴツしていて、不器用で、見かけはファンタジーものに出てくる山賊かドワーフのよう。
がんをわずらったとは聞いていたけれど、インディーズマットで引退試合も予定されていたのがキャンセルになったとは知っていたけれど、年を越すことなく逝ってしまわれるとは。
さようなら、殺人医師。さようなら、殺人魚雷コンビ。
スティーブ・ウィリアムスさんのご冥福を心よりお祈りします。

Wikipedia-スティーブ・ウィリアムス

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2009.06.14

追悼:まだ悲しみではないけれど。

朝から新聞やニュースで三沢光晴選手死去の報を探す。日曜日だからかあまりやっていない。
やしちが仕事帰りに日刊スポーツを買ってきてくれた。隣の部屋でネットの動画で三沢全盛期の試合を見ているようだけれど、わたしはまだ見る気になれない。悲しくて、ではなくて、まだ、実感がわかないから。

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まさか、三沢が……。

プロレスリング・ノアの三沢光晴選手が、6月13日広島大会中の事故により心肺停止となり、その後帰らぬ人となってしまいました。

三沢光晴が死亡、試合中に倒れる=ノア

今はまだ信じられない思いが強すぎて、言葉になりません。
まさか、あなたがそんな。
ひどい冗談のようです。

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2008.11.25

11.24 プロレスリング・ノア 札幌テイセンホール観戦記

Noah銅婚式の記念に、初心に返ってプロレス観戦デートに出かけました。
団体は三沢光晴率いるプロレスリング・ノア。
PRO-WRESTLING NOAH OFFICAL SITE
5年ぶりのプロのプロレス観戦です。思えば最後もノアだったなぁ。(※過去日記

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2005.08.12

札幌市条例ポスターに…。

poster札幌市で8月から施行されているゴミポイ捨て禁止条例。そのPRに北斗晶と佐々木健介のプロレスラー夫妻が起用されています。
通勤の地下鉄で見た時は驚きましたねぇ。
あの、般若の面で入場し、神取忍と血みどろの死闘を繰り広げた北斗が!
あの、……巨体を奥さんのセンスと思われる花柄のソファにうずめて、週プロのインタビューに答えていた健介が!
ごめんなさい、健介ファンの方。
あの写真とブログの文体があまりにインパクトがあったもので、すっかり硬派な印象とんでしまいました。

北斗はバラエティ番組でもよく見かけます。
ちょっと毒舌なあのキャラで「鬼嫁」なんて呼ばれてお茶の間に定着しているのを見ると、全盛期のぶっ飛んだ北斗の試合を知っている人の方が少なくなっていくのかな、と複雑。
ちゅか、あれは北斗が上手いよね。

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2005.07.11

橋本真也選手が急逝って…。

会社で他の部署の上司が隣に座って、周りの女の子と話している。「ハシモトシンヤが…」って聞こえて、思わず手を止めた。
「え?」って思いっきり素で聞き返した。急逝って、そんないきなり。
その話しで初めてお互いにプロレス好きだって知った。
帰宅してからすぐにネットに繋いだ。

プロレスラー橋本真也さん急死、40歳(夕刊フジ)

本当に本当だったんだ。

橋本選手は特別に好きな選手ってわけではない。
それでも、10年以上前にパルコ向かいの街角でばったり出くわした時は、
「あーっ! 橋本さんだぁっ☆」
思わず叫んで、いっしょにいた友人(女)をびっくりさせた。ちゅか、そんな自分の突発的な反応に自分が驚いた。しかもちゃっかりお願いして握手をしてもらった。彼も嬉しそうだった。

2年前にテイセンホールでゼロワン興行を観た。
9.14 ゼロワン・札幌テイセンホール観戦記
それが、わたしにとっても橋本選手の見納めになってしまった。その後、自分が起こしたゼロワンも離脱し、ケガからの復帰を目指していたという。近頃はプロレス情報誌を買っていないので、状況はよくわからない。

あの、大仰な博多どんたくドームのイントロからつながる入場曲が好きだったな。
まだ、実感がわかないけど、ご冥福をお祈り致します。

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2005.06.12

プロレスリング サッポロ第2回興行観戦記。

札幌が誇る社会人プロレス団体プロレスリングサッポロ(以下PWS)の第2回目となる興行を観てきました。
札幌市民ですがYOSAKOIファイナルなど別にいいのです。
昨年10月、たまたま旗揚げ戦を見に行き(旗揚げ戦観戦記)、それっきり噂も聞かないなぁと思っていたら第2回興行のお知らせ。
本当に興行できるんだ、という驚きをこめての観戦決定でした。

プロレスリング サッポロ公式サイト

前回同様やしちと2人でのつもりでしたが、急遽友人のくろちゃんも参加。
プロレス観戦は初めてという彼女を連れて行くことに若干の不安を感じつつ、白石東地区センターに足を運びました。

定刻から少し遅れて、クリオネマン選手からの挨拶が始まりました。
ちなみに、クリオネマン選手は昨年こんな感じでしたが、

今回はこんな感じになっていました。
spw1

かなり別人チックです。名前がクリオネマン・ハピネスになったせいでしょうか。
公式サイトだと、クリオネマン・オブ・ジョイトイになっています。
もうこうなったら、次回もまったく違うデザインでいってほしいものです。

第1試合
○勇司、白虎 vs クリオネマン・ハピネス●、りんごの詩

旗揚げ戦ではかわいい嫁のたまちゃんがアシストしていた勇司選手ですが、今回はたまちゃんの姿が見えず苦戦を強いられています。急所攻撃に苦悶する場面が続きましたが、最後は間もなくパパになる男の意地でしょうか、すごいローリング・クラッチ・ホールドで勝利を収めました。…どこがすごかったのかは各自調査。

第2試合 異種格闘技戦
●ティグレ・ネグロ vs ユカリチャンプア・ゲッソンリット○

旗揚げ戦と同カードの第2試合、プロレスとキックボクシングの異種格闘技戦です。
前回はなすすべなくボコボコにされてしまったティグレ選手、今回は入場前から奇襲をかけ、竹刀でめった打ちにするなどプロレス的反則技を見せます。
ちなみに今回はプロレス式の3カウントルールってことで、ユカリチャンプア選手に分が悪い形式。
何度もタックルを決めて上になったティグレ選手ですが、結局はユカリチャンプア選手のキックに沈み10カウントを聞いてしまいました。
その後、2人は握手…と見せかけてティグレ選手のバックドロップ! 両者もみ合いながら控え室へ…。

第3試合 異種格闘技戦
●よいこの味方 vs 津軽 歌麿呂○

「よいこの味方」って、またアレですか?!

しかし、予想を裏切る入場テーマに乗って現れたのは…
spw3
!!!
月寒あ○ぱん○んだそうです。
やや覚束ない足取りでリングイン。顎の当たりにあるゴマが津軽選手を見据えます。
しかし、いかんせん視界不良。よたよたと戦っているうちに、場外戦になり控え室へ連れ込まれてしまいます。
spw5
タク矢沢レフェリーが扉を叩き、場外カウントを数えます。
やがて、開いた扉から出てきた月寒あ○ぱん○ん…
spw4
食べられちゃってますよ!
津軽選手はモグモグしていました。パワーが落ちたせいか、劣勢のよいこの味方、またまた控え室へ連行されます。またまた場外カウント…そして再び現れた時は…
spw6
頭なくなっちゃいましたよ! ちゅか、首が伸びてますよ!
苦境の中かけつけたジャムおじさんセコンドが新しい頭を取り付けて復活!
と思ったら、頭がうまくつかずに落ちてしまい、そのまま3カウントを奪われてしまいました。
…今日もちびっ子たちが観ていたんですけどねぇ、せつないなぁ。
spw8
その後、本部席に安置されていた頭部。


ここで休憩がわりに、MyLove石川オンステージ。今回は「ジュリアに傷心」でした。普通に下手です。
途中、スイートソウル選手が音楽を止めさせ追っ払います。まぁ、フルコーラス聞くのも2回目は辛いし。
石川を救出に入った勇司選手とマイク合戦があった後、「次期挑戦者を決めようじゃねえか!」ってことで急遽試合が組まれます。
言い忘れたけど、今回の興行は「PWS代表決定北海道一周最強リーグ戦最終戦」なのです。1月1日稚内市宗谷岬特設リングでの第1戦を皮切りに、網走監獄特設リングやカムイワッカの滝、旭友ストアなどでリーグ戦の激しい星取り合いがあり、この第10戦目となる最終戦を迎えているのです。
ってチラシに書いてました。第2回興行って書いてあるけど。
「けっこうあちこちでやってるんだぁ」(くろちゃん)
ちょっと待て!

第4試合
●勇司 vs スイートソウル○

リーグ戦同点3位の2人、さすがにスピーディーな展開です。スイートソウル選手は昔のみちプロのルードを思い起こさせる雰囲気があります。ちょっと憎めない試合巧者ぶりとか。
魔神風車固めやロックボトムなどの大技で攻め込む勇司選手、しかし3カウントは奪えず(この技で!)。
クリーンヒットしたハイキックから、どこかに当たったらしい掌底アッパーへつないでスイートソウル選手の勝利。
写真を撮ってないのは、展開が速かったからです。

メインイベント PWS代表決定北海道一周最強リーグ戦優勝決定戦
●シロナガス黒田(1位) vs KIYO(2位)○

spw7旗揚げ戦でKIYO選手を裏切り悪役転向したシロナガス黒田選手、ヒールが合っているのかリーグ戦1位で因縁深いKIYO選手と対戦です。
って展開を追って観ている客がどれだけいるのかはわかりませんが。
ロックアップから始まる静かな立ち上がり、緊迫した展開が続きます。
やがて黒田選手にスイートソウル選手が加勢、レフェリーの死角をついて2人がかりの攻撃を繰り出します。
しかし、そこは選手会長。大技合戦を制し、ファイアーバードスプラッシュで優勝を奪いました!
次期挑戦者となったスイートソウル選手とマイク合戦をして、秋頃予定の次回興行へつなげます。
「身体はって明るく楽しいプロレスをしていくので、応援よろしくお願いします!」(意訳)
と、エースのマイクで興行を締めます。…話すとハラハラするので、寡黙でストイックなキャラ通した方がいいかもしんない。

プロレス初観戦のくろちゃんも
「楽しかった。もっと軽くやってるのかなーと思ってたけど、竹刀とか痛そうだった」
と選手の皆さんに感心してました。そのうち、プロのプロレスも行こうね。
しかし、わたしとやしちもここの旗揚げ戦以来プロレスを観ていないわけで……はっ、もしかしてハマってる?!
また機会があったら観に行きそうです。

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2005.04.13

GAEA解散、さくら卒業。

4/10の出来事なので、かなり遅ればせながらですが、長与千種率いる女子プロレス団体GAEA JAPAN最後の興行で、広田さくら選手がプロレス引退卒業をしたとのことです。事前の発表は無く、リングでのセレモニー。ずっと見ていたファンからは驚く展開ではないのかも知れませんが、今さっき広田さくら選手のブログで知ってびっくりしました。

GAEAは1995年の旗揚げから4年ぐらいの間プロレス雑誌の切り抜きを集めていたぐらい注目していた団体です。旗揚げは長与千種、KAORU、ボンバー光(引退)の3人だけが既存レスラーで、後は新人ばかり。その新人育成が当時話題になりました。
わたしは上京して劇団で新しい生活を始めたばかりだったので、なにかと新人の子たちに共感してたのかな。その前よりKAORU選手のファンでもあったのも大きいけど。

で、広田さくら選手は3期生として1996年夏、武道館興行でデビュー。名前とあいまってアイドル的に売り出そうとしている気配も感じました。結果的にかなり独特なレスラーに成長しましたねぇ。
広田さくらプロフィール(GAEA JAPAN OFFICIAL SITE)

長与千種選手も引退し、先に引退していた飛鳥選手とともにクラッシュの歴史に終止符を打ちました。
さくら選手をのぞいては生え抜きレスラーは里村明衣子ら一期生のみ。彼女たちがどこでプロレスを続けていくのか。
長与とともに団体を支えながらケガで欠場していたKAORU選手の行く末とともにこれからも追っていくつもりです。

……生観戦したいなぁ。

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2004.10.03

社会人プロレス団体旗揚げ戦を観た。

社会人プロレスの旗揚げ興業を観に行ってきました。
プロレスリングサッポロ(通称・PWS)という団体のことを知ったのは、ある日突然わたしのホームページのBBSにこんな書き込みがあったから。

793. はじめまして! クリオネマン [URL]  2004/09/25 (土) 14:56

札幌で社会人プロレス団体を旗揚げいたします、Pro-Wrestling SAPPOROと申します。
旗揚げ戦の日程などをぜひこちらでご紹介させていただきたくお邪魔いたしました。

Pro-WrestlingSAPPORO 旗揚げ第1戦
10月3日 札幌白石東地区センター PM12:30開場 PM1:00開始
札幌市白石区本通16丁目南4-27

尚、入場料は無料となっておりますのでお気軽にご来場下さい。

管理人様、記載内容がこちらに不適当なものでしたら削除お願いいたします。
では、失礼いたします。

妙にご丁寧な宣伝だったし、会場はわりと近所だし、休日だし、誕生日だし、とにかく行ってみることにしたのです。
…無料だし。

pws1.jpg
会場となった白石東地区センターの入り口は、こんな感じ。→
意外と新しい建物でした。
中には小さな体育館があります。きっと、地域のサークル活動に使われているのでしょう。
会場入りした時は、もう第一試合の選手入場の時でした。
わたしたち以外は身内とコアなマニアが10人くらい…というドキドキものの予想はみごとに外れて、家族連れが多かったです。初めて生プロレス観戦をするって子がいっぱいいそうです。

オープニングマッチ
○勇司 vs 白虎●

白いタイガーマスクを着けた白虎選手と、嫁のたまちゃんをセコンドに連れた勇司選手による旗揚げ戦第1試合。
団体にとって大事な1戦とあってか、技も組み立ても濃いめな味付けでした。
手を取ってのヘッドスプリングムーブから始まり、場外へのプランチャ(場外には畳が2つくらい敷いてあった)、ムーンサルトプレスも出たし、雪崩式フランケンシュタイナーも出たし、飛ばしすぎってくらい飛ばしてました。
最後はセコンドの嫁がロープに飛んだ白虎の足をすくって流れを引き寄せてから、勇司のコンバットスプラッシュ(CIMAのアレ)で勝利を上げました。
セコンドのアシストは定番のやり方だけど、家族連れには受けていました。

pws2.jpg
第2試合 異種格闘技戦2分5ラウンド
●ティグレ・ネグロ vs ユカリチャンプア・ゲッソンリット○

やはり虎マスクのティグレ選手と、キックボクシングのユカリチャンプア選手との異種格闘技戦です。
2試合目にして、いきなり異種格闘技戦かぁ。ロープブレイクがある上にリングが狭い、しかも1ラウンド2分、とティグレが決める確率はかなり低かった。
案の定、掴んでもすぐにブレイクされ、ほぼ一方的にボコボコに蹴られてKOされてしまいました。
この試合だけ雰囲気が明らかに違いましたね。ユカリチャンプアは試合後は友だちといっしょに観客になってたし。

第3試合 異種格闘技戦
藤子Ω不二雄 vs 津軽歌麿

第3試合も津軽歌麿選手が合気道、藤子Ω不二雄選手がトキワ荘ということで、異種格闘技戦です。
こっちの方は怪しさ爆発。だって、藤子Ω不二雄って、これ↓だもの。
pws3.jpg
お子様に大人気でした。
でも、藤子Ωはヒール(悪役)です。四次元ポケット(のファスナー)を開けると凶器が出てくるのです。
対する津軽歌麿は袴を履いた合気道スタイルに、怪傑ゾロかリーポマンのような黒いマスクを着けています。
もちろん、技は小手返しなどの合気道技。これに藤子Ωがスローに投げられる、捻られる。たまに凶器攻撃。
そんなユルい雰囲気になったところで、第一試合の勇司が嫁のたまちゃんを連れて乱入!
「合気道教室やってんじゃねえんだからよ!」
と、3WAYマッチを要求し、急遽バトルロイヤル状態に。
お約束的に数珠繋ぎになって技をかけあったり、ちょっかいを出し合ったり。
なぜか最後には乱入していた嫁のたまちゃんが勝利をおさめてしまいました。チャンチャン♪ってオチ?

休憩は“カードからあぶれた”MyLove石川選手のオンステージ。
…ってマスクマンがアリスの「チャンピオン」を歌っただけでした。おっとっと。
ちなみにこの興業、ずっとアナウンサーと解説者が喋っています。
始終テンション高めだけど、けっこう間をつないでくれるし、雰囲気を盛り上げるのが上手かったです。アナウンサーが技をあまり知らずに、なんでもバックドロップにしていたのもご愛敬。
一見さんにわかりやすかったし、アメリカの中継だと思えばね。

セミファイナル
○瀬戸浩志 vs りんごの詩●

全身オレンジ系統のりんごの詩選手と、なかなかにビルドアップされた身体の瀬戸選手のシングルマッチ。
りんごの歌は、かわいらしい名前とは裏腹に100円ショップのプラスチックハンガーを振り回すヒールでした。武田鉄矢ですか。
わりとあっさり目に瀬戸のジャーマンスープレックスで3カウント。
この興業の中では良くも悪くも普通に観られる試合でした。

メインイベント EWGPタッグ選手権試合
KIYO、シロナガス黒田 vs スウィートソウル、ペ・クリオネマン

いよいよ、メインです。いよいよ、あの礼儀正しい書き込みをされたクリオネマン選手の登場です。
花道の近くでカメラを構えたわたし、コールを受けて入場してくるクリオネマンの姿に衝撃を受けました。
pws4.jpg
わ、悪そー! なんたって、マスクの半分には「偽善」と大きく書かれています。
あの礼儀正しい書き言葉は偽善だったのですか?!
試合は、メインらしくタイトルマッチ。どこかでやってきた因縁を引き継いでいるらしい。…旗揚げ戦なのに?
ブルース・リーげなKIYO選手と、頭のてっぺんをはなわのように立てた黒田選手が、現在のチャンピオンらしい。
メインになると会場はそれなりに埋まっています。
pws5.jpg
試合は、KIYOが捕まりがちで、しばしロンリーバトルを強いられる…と思ったら、パートナーの黒田選手が裏切り!
「いつまでも、オマエの引き立て役してられるかよ!」
3人がかりでKIYOを痛めつけます。無効試合が宣告され、メイン試合は終了しました。
という時、瀬戸と勇司が救出に入り、6人タッグマッチを要求。
これまたあっさりと通り、もう1試合が追加で行われました。

●黒田、スウィートソウル、クリオネマン vs KIYO、瀬戸、勇司○

家族連れの子どもたちはこの展開についていけているのか? わたしの心配をよそに試合はドタバタと進みます。
メインだけに技術や動きはいいし、すごく頑張っているんだけど、ちょっと乱戦過ぎです。
最後はこの日3試合出場の勇司が黒田をフォールしました。
これから正規軍対ヒール軍のように軍団抗争が繰り広げられていくのでしょうか。

全体を通してみれば、思ったよりも雰囲気が良く、楽しんできました。
もっと寒々しくハラハラすることもあるかと思っていたのですが、皆さん練習している様子が伝わります。
普段は普通に仕事をしている人たちが、寸暇を惜しんでつくりあげる社会人プロレス、札幌在住のプロレスファンなら、一度どこかで観てみるのもいいかも。
アマチュアのプロレスなんて、と食わず嫌いせずにちょっと興業日程などチェックしてみてはいかがでしょうか。

PWS公式サイト

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2004.08.28

広田さくらのBlog?!

いや、びっくりしました。
ココログでは眞鍋かをり加藤ローサ、OCNなら井上和香
そして、Livedoorはご存じ、倉木麻衣
と、思っていたらとんでもない!
なんと、GAEAジャパンの女子プロレスラー広田さくらのコスプレ日記なんてBlogができているじゃないですか!
しかも、他には佐々木健介のファミリー日記えべっさんの商売繁盛ブログが普通にトップページに並んでいます。
しかも、話題のBlog一覧を見ると、デルフィン、ハヤブサ、東郷、成瀬、高阪…プロレスラーだらけじゃないですか?!
おそるべし、Livedoor!
球団を買収するよりもプロレス団体経営に進出しないかなぁ。

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