ダンシャレンの冒険

2012.03.04

ダンシャレンの冒険 五の巻 ラスボスに一撃!

一番の魔の巣窟、ぶっちゃけ汚部屋であったところの「ラスボスの間」に、やしちとともに一撃。
床のものをすべて隣室に逃がし、3つの本棚から本をすべて出し、本棚の場所を変えて、場所を考えながら入れ直す。
まさに再構成なだけだが、だいぶすっきりした。
息子はずっと居間で録画した教育テレビ番組を見て、飽きたらからみにきて、そのうち数時間もの昼寝。
ごめん、息子!と居間に敷いた布団に寝かしつつ、午後いっぱい使ってがんばった。
おかげで、その夜は深夜まで寝なかったけれど、思い立った1年半前よりだいぶ進展した、ような気がする。たぶん。
さて、ラスボスがHPを回復する前に、次の攻撃をしなければ!

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2012.01.20

ダンシャレンの装備作り 春に向けて。

ダンナがようやく仕事に一段落付き、久々の休みになった。
息子を保育園に預けて夕方まで1人で休んでもいいよ、と言ったが、息子と2人で過ごすとのことで、朝は3人でホットケーキを食べてわたしだけ出勤。自分だけの準備だとえらく楽だと実感した。
退社後、ダンナに電話したら、息子と水族館に行った帰りだとのこと。
約束通り、冬セールも終わりかけの街中をソロ散策させてもらった。

売り切りのタイムセールの声がかかる中、春秋用のコートを探したり、原色のセーターやカーディガンを当ててみたり。
久々に大通近辺を一時間半くらい見て回って、結局買ったのは、遅れ遅れのダンナへのクリスマスプレゼント。
でかい通勤用ショルダーバッグしか持っていないダンナに、黒レザーのボディバッグというのか斜め掛けの後ろに回すやつ。今日のような休日のお散歩用に。

で、無印良品でいつものお茶やおやつ、仕事用のボールペンなど買って、あたふた帰ろうとして、そういや自分用に買い物してない!?と気付く。
まぁ、せっかくの機会だから!と無理して余計な物を買わないことだよね。

と、地下街の出口にある雑貨店で、ストールのワゴンセールをしているのを見た。
そこで見つけたインド綿のストール。サーモンピンクの地に碧と白で刺繍が入っていて一目惚れ。他にも迷う柄があったけど、やはり最初に見たそれを購入した。

0120stoll

薄手のインド綿だから使うのはまだまだ先だけど。
帰ってから手持ちの服に合わせて巻いてみたりしてニヨニヨする。

ついこの前まで真紅が気になる色だった。
濃いグレーや黒の服に赤いマフラーを巻くのが憧れで、クリスマスプレゼントに買ってもらった。
それに合わせてカーディガンかセータを買うつもりだったけど。
もう少しずつ日が長くなって春の予兆を感じるからか、もうマフラーから赤の力をもらって満足したからなのか。
今はそれほど真っ赤を欲していない。
今欲しいのは、今日買ったストールのような黄味のかったピンク、またはミカン色。

これまでどうしても仕事用に黒・灰・紺・茶が多かった。
それに、ここ3年は妊娠・授乳の為に、服を選ぶことが難しい状況で、必要最低限のものしか買わなかった。
だから、急にかも知れない。
急に、本当に急に。街行く人の服装やファッション雑誌に気を取られる。
華やかな色にあこがれる。
脱皮を待つ気分ってこれに近いだろうか。

昨年秋にはカラーリストさんのサロンに出向き、パーソナルカラー診断を受けた。
わたしは秋メインで冬も混ざり、春の色もちょっとあるそうな。
ベストカラーが朱赤、クリスマスツリーのような原色の緑、オレンジの入ったピンクだった。
それを参考にしつつ、今持っている服を並べて写真を撮ったり、買い足したい物を描いて持ち歩いたり。
そんなことをやっているうちに、冬シーズンが終わろうとしている。
いや、実際には大雪と厳寒で、今まさに北国はえらいことになっているのだけど。
ファッションの売り場としてはもう冬終わりそうだ。
まぁ、お財布事情が急に良くなるわけではない現実、まずは525円(税込)のストール一枚買うことから始まるくらいから少しずつ。

物の整理と服を選ぶことはつながっている。モノと向き合うことは自分と向き合うことだという点で。
自分が好きな服ばかりのワードローブ作り。
それはなかなかに難しくて、だけど面白い、これもまたちょっとした冒険なのだ。


▼読書中


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2011.10.25

ダンシャレンの冒険 四の巻「グッバイ・ウォーロック!」

ダンシャレンの冒険「ラスボスの間」とのたたかい、少しずつ進める。
TRPG関連の書籍、ノート、キャラクターシート類が書棚をかなり占めている。
見返してなつかしがるくらいで、今後も遊びそうなのはごくわずかなのだけど。

Photo
ある日、数十冊ある「ウォーロック」誌を、見返しつつ、とっておくかどうか仕分けた。
一冊一冊は薄いけれど、数十冊になると段ボール一箱分。
「送り雛は瑠璃色の」は文庫も新書も持ってるけど、初出掲載分もキープ。
ブックガイド、ビデオガイド、自分のキャラクターも参加していた読者投稿コーナー「二つの川の物語」総集編もキープ。
そうやって10冊を残し、40冊超を「読みたい人にゆずる」コーナーに移動。
オークションは面倒だったので、SNS通じて知人に呼びかけてみることにする。

しかし、読み返すと皆さんお若い。
業界自体ができあがっていく途中とあって、とても初々しい。学生さんもスタッフに入っているし。
まだイラスト類もあまりアニメ風じゃない。
パソコン通信や電話でロールプレイング・ゲームができるのが先端だったりする。そうそう、郵便でもやっていたっけ。本格的にやったことないけど、資料取り寄せたりはしていた。

「ウォーロック」誌を初めて買ったのは1988年10月号(vol.22)だった。(23年前!)
日高のS町にある祖父の家に遊びに行き、近所のショッピングセンターの書店にあった。
ファミコン「ドラゴン・クエスト」でロールプレイング・ゲームにはまり、ファミコン原作のゲームブックを買い、弟と自作ゲームブックを書くようになり、その資料として「RPG幻想辞典」を買い、そして「ウォーロック」誌を手に取った。
地元のT町にある小さな書店では取り扱いしていなかったので、はるばる車で40分以上かかるS町かT市で買っていた。
たしか、後になって地元の書店に取り寄せしてもらった気もする。
10年以上経ってその書店の息子(同級生)が「D&D」で遊んでいたのを知って驚いたものだが、それはまた別の話し。

ウォーロック誌は1992年3月号(vol.63)で突如休刊になる。
その突然っぷりは、連載記事はまだ続くで終わっていて、編集後記と表紙でしかさよならを告げられていなかったくらい。
何があったのかはわからないけれど、終盤の模索っぷりを見ると、色々大変だったのだろうと推察する。
「グッバイ・ウォーロック!」
と書かれた表紙を目にした時のぽかんとした気持ち。
最終号を読んでいて「え、ここで終わり?」と首をかしげた。
それで、なんとなくずっと転居のたびに持ち歩き、数年に一度くらいは見返していたけど、やっとそろそろこちらからもお別れ言えそう。
「グッバイ・ウォーロック! サンキュー!」

後日、ウォーロックとゲームブック二冊を詰めた段ボールは、RtoLつながりの友人に引き取っていただいた。
北海道→本州なので、送料だけでけっこうするけれど、快く引き取って楽しんでくださってよかった。

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2011.07.12

ダンシャレンの冒険 三の巻【押入とのたたかい】

なかなか断捨離できないダンシャレンの冒険、その後もぼちぼちと続いている。
布入れ箱を精査して、たたみ直してみたり。手を出しかけたカスタムドールの素体をオークションに出したり。
ところが、子どもが風邪引き続けたり、元気になったらなったでなんだかんだ出歩きっぱなしで……。

……
…………


ふと気付くと寝室の押入がすごい惨状に!!

Before

あまりのことに画像一部自主規制してみる。

2LDKで2部屋とも和室の我が家、収納スペースはほとんど無く、1室にある押入(大・小)のみ。
一間ある大押入は布団の上げ下ろしをしているので半分は布団、もう半分は家族3人分の衣装ケースが入っている。
上の写真はその隣にある3尺くらいの小さな物入。一応上段につっぱり棒を入れて、クローゼットのようにしている。
夫婦の衣類、本、思い出品、季節の品、おもちゃ、なんだかわからないもの(多い)がぎゅうぎゅうに詰まって、常時溢れ気味。
ちょっとずつ中味を精査しては押し戻しているのだけど、なかなからちがあかない。

昨年11月整理収納コンサルタントの後藤さん(エコ・スタイル)にコンサルティングと作業の依頼をしてから数カ月、そろそろまたお願いしようかな。
でも、お金のかかることでもあるし、もうちょっと自分で頑張るかな。
でもでも、小さい子どもがいて、仕事して、サークル活動もしていてはなかなか思うように進まず、もうダメだーっ!
と、なっていたら、なんと街でばったり後藤さんと出会った。
しかも、予定をうかがったら、お互いに予定のない奇跡のような1日が、ほんの数日後にあるじゃないですか!
これは、もうお願いするしかないでしょう、とお片付け作業を手助けしていただく依頼をした。


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2011.02.21

ダンシャレンの冒険 二の巻。

なかなかダンシャリアンになれないダンシャレンなわたしの、その後の冒険記。
前回から約3ヵ月、この間に息子が1歳になって入院したり、クリスマスがあり、年末年始を帰省したり、様々な出来事もあったけれど、地道に片づけも続けている。日々バタバタで、三歩進んで二歩下がる~♪な世界ではあるけれど。

・TRPG関係のモノを箱に詰めて、ツイッターで写真付きで呼びかけて送料相手負担で引き取ってもらった。
・一部のゲームはオークションにも出した。
・キッチンシンク下の収納を見直して、使っていない洗剤などを捨てたり、使う人にあげた。
・押入の天袋を整理した。
・使っていない大きなカバー用の布やカーテンを処分した。
・雑貨や食玩、服などをリサイクルショップに持ち込んだ。
・本とCDを合計四箱、ネットオフに引き取ってもらって売った。
・キッチンを大掃除して、キッチンシンクの棚を2段減らした。

RPG風に言うと、スライムや動物系モンスターと戦いながら、ちょっとレベルアップしたぞ?というところ。
まだ人から見て大きく変わったようには見えないだろうけど、たとえば父母が来た時に「なんだかすっきりした」と言われて内心しみじみ喜ぶ。

で、何となく手詰まりになってきたかな、と感じた頃に、整理収納コンサルティングを受けたエコ・スタイルさんで、サロンセミナーが開催されるということを知り、なんとか1日時間を作って参加した。
前回お世話になったエコ・スタイルの後藤えいこさんのご自宅で開かれたセミナー、帯広から来られた佐藤夏生さんとコラボ企画で、お二人のキャラクターがまったく違って面白い!
片づけの方法や、くつろげる空間作りは人それぞれ違うという大前提を、身をもって知らしめられているようだった。
講師のお話も参考になったけれど、同じく参加している方々の話しも、何しろ同じ目標を持つ仲間、共通する悩みもあったりして共感の笑いが絶えないセミナーだった。
参加者は推定30代~40代前後、子育て中な女性がほとんどで、しかも働いているという人も多かった。自分もそうだけど、働くハハは毎日が一分一秒を争うので、段取り力が問われる。自然、家事を効率化したいという願望がこういう場を見つけて来るのだろう。
肩の力を抜いたサロンセミナーなので、お茶やスイーツをおともにしたり、ランチに出かけたり、そういう時間がまた楽しい。それにしても、女9人集まるとかしましいなぁ!
これまたRPG的に言うと、冒険者が集まる酒場のよう。
目的は何となくいっしょだけど、方法もルートも活動場所も違う。情報交換したりもして、またもしこのお店で次に会った時は冒険談で盛り上がりたいものだ。レベルアップ、それまでにどれだけしているかな。

さて、翌日の日曜は、やしちはTRPGへ。
わたしは昨日預けられて頑張ってくれた息子と思い切り遊んだり、昼寝時間の間に玄関の整理にちょっと手を付けたり。
他にも劇団のホームページのことや、日々の家事などもあり、趣味もしたいよと人形を出して撮影もしたり、なんだかんだで夜、やしちが帰宅する頃にはクタクタになってしまった。
Todoリストをいっぱい作って消化していくのもいいけど、もっとゆっくりやらないとなぁ。

毎日心がけているのは、日中どんなに散らかっても自分を責めなくていいから、寝る前にいったん整理整頓していくこと。
片づけに関する行動をノートにつづること。
ダイエットにはまる人ってこんな心境なんだな、とふと思う。
さて、いいかげんに寝ないと。明日からまたバタバタと一週間が始まるよ。

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2010.11.17

ダンシャレンの冒険 一の巻。

子どもが大きくなる為に部屋を整理したい。
でも、働いていて時間は限られているし、今まで住まいに気を掛けて無かったから、どこをどうしたらいいかわからない。
不要品の仕分けはできても、残ったものをどう収納したらいいかわからない。

だいたい、うちの間取りは古いだけあって、色々と固有の問題があり、なかなか雑誌や本のようにはいかない。

1:洗面脱衣所が無い。歯磨きも料理も後片付けも同じシンク。
2:洗濯機置き場(パン)が無い。シンク下の排水に差し込み口があるので、洗濯の時は排水ホースをそこに差し込んでいる。
3:したがって洗濯機は狭い台所にある。(しかも二槽式だ。それはわたしが石けん生活してるからだけど。)
4:そんなわけでシンク下にはバケツや洗剤以外の物は置けない。
5:2LDKでLD12+K4+和6×2と狭くはないけど、収納は和室一室だけに一間と半間の押し入れがあるのみ。

内装は綺麗だし、駐車場ロードヒーティング付、地下鉄駅まで徒歩圏、買い物や病院もすぐそば、車でも交通機関でもアクセス良し、で賃貸料は格安という好環境なのだけど、そういう昔の間取りっぽいところがちょっと不便。そう言えば、コンセントも少ないや。

ということで、思い切ってプロの整理収納アドバイザーなる方に依頼をして、整理収納のコツを教わるコンサルティングと、実際にキッチンの一部を片付ける作業をしてみた。
当初は4時間(うち机上2時間)の予定だったけど、もう少し広範囲にやってみたくなったので延長をお願いして、5時間コースになった。

<作業途中の光景>
1117box
カラーボックスから出したモノ。これを分類別にして使用頻度や目的に応じて詰め替える。
すると、なぜかカラーボックス3つ分の荷物が2つ分に! 捨てたのは明らかにゴミクズだったもの少々なのに。
ゴミ置き場>洗濯機>調味料台>冷蔵庫
の順番だったのを、
調味料台>ゴミ置き場>洗濯機>冷蔵庫
に。
これでも、ずいぶん調理中の空間がすっきりして、動線も良くなった。
さすがプロ。他にも色々とプロだなぁ、と思う場面があって、それはまた今後の機会に。

まずは第一歩のまとめ。
・収納グッズを先に買わない。
・仲間を揃える
・動線を考える

あとはどこまで自分でやれるかだけど、ちょこちょこと頭の体操をしてゆっくりやるつもり。

▼こちらに依頼しました
札幌整理収納コンサルタント(整理収納アドバイザー) [Ecostyle] -エコ・スタイル-


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2010.11.13

ダンシャレンの試練。

ファンタジー小説のタイトルではなく。
世間で流行の「断捨離」、不要なモノを捨ててスッキリしたいけど、なかなかできないわたしにとって、今もっとも関心のあるキーワードの1つ。
でも、「捨てる!」関係の本は、買うとその本がどうもモノになってしまいそうで、なかなか手が出ない。
本屋で関連書籍や雑誌の特集を立ち読んだり、それほどブームになっていない本を図書館から借りてモチベーションを上げたりしている。

なにしろ、我が家には這い回り、つかまり立ち、あらゆるモノを引っ張り出して、口にしてしまう怪獣がいる。
そして、わたしは時間に追われつつ仕事と家事と息子のお相手をしている。
必要なものがサッと出てこない、とか、息子が危ないものに触れる、とかそういうことがギリギリの時間には天国と地獄の分かれ目になるのだ。いや、大げさじゃなくて。

それに、息子のものも増えてきた。あと数年しないうちに息子のおもちゃや本のコーナーが必要になるだろう。
2人分でもあふれているモノをなんとかしなければ!
そんな熱にかられて、押入や本棚や、なんだか分からないもの入れの棚をあさっている。
妊娠中にもだいぶ本を売ったり、着ない服を捨てたりしたはずなのに、どうしてこんなにものがあるんだろう。
なんで工具がここにあるんだろう。
医療品はいつが消費期限だっけ。
この本、前回も残したけど、結局読んでないや。
妊娠中~授乳期って着られる服が限られてるから、今仕分けると卒乳後に着る服無くなるのでは。
そんなことを自問自答しながら、私的事業仕分け中。
あおりを食って、連れ合いのやしちにもついつい「これいる?」の質問をしてしまうのだけど、本当は自主的にその気になるまで人のには口も手も出さない方が良いのだよね。

わたしの趣味で最大のボリュームをもつ人形関係はどこを削れるだろう。
ドール本体を手放すと後で悔いてしまうことを繰り返してた過去があるので、30数体ある本体はとりあえずそのままとして……試作品の服とか、買って一度着せ替えて満足した服とか、服にまだなってない生地とか、ハギレとか、撮影用小物であまり使ってないものとか。
なんてことをやってると、衣装ケース1個からコンビニの一番小っさい袋1個分しか捨てられなかったりする。
しかも、不要にした人形服から5mmスナップを外して使い回そうとか思って、そのままになってたり。
断捨離に熱中している人をダンシャリアンと言うそうだけど、わたしはまだダンシャレンな現在。

人に言ったら笑われそうな話しだけど、来週は収納整理アドバイザーなるプロを自宅に呼んでコンサルティングを受ける予定。
もちろんプロだから、わたしの薄給3日分くらいは支払う。
身銭を切ったら、ちゃんとやるかも!という効果も期待しているのだけど、はてさてどのように変わるだろうか。


▼借りてる本
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
カレン・キングストン 田村 明子
4094180311

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