ダンナがようやく仕事に一段落付き、久々の休みになった。
息子を保育園に預けて夕方まで1人で休んでもいいよ、と言ったが、息子と2人で過ごすとのことで、朝は3人でホットケーキを食べてわたしだけ出勤。自分だけの準備だとえらく楽だと実感した。
退社後、ダンナに電話したら、息子と水族館に行った帰りだとのこと。
約束通り、冬セールも終わりかけの街中をソロ散策させてもらった。
売り切りのタイムセールの声がかかる中、春秋用のコートを探したり、原色のセーターやカーディガンを当ててみたり。
久々に大通近辺を一時間半くらい見て回って、結局買ったのは、遅れ遅れのダンナへのクリスマスプレゼント。
でかい通勤用ショルダーバッグしか持っていないダンナに、黒レザーのボディバッグというのか斜め掛けの後ろに回すやつ。今日のような休日のお散歩用に。
で、無印良品でいつものお茶やおやつ、仕事用のボールペンなど買って、あたふた帰ろうとして、そういや自分用に買い物してない!?と気付く。
まぁ、せっかくの機会だから!と無理して余計な物を買わないことだよね。
と、地下街の出口にある雑貨店で、ストールのワゴンセールをしているのを見た。
そこで見つけたインド綿のストール。サーモンピンクの地に碧と白で刺繍が入っていて一目惚れ。他にも迷う柄があったけど、やはり最初に見たそれを購入した。
薄手のインド綿だから使うのはまだまだ先だけど。
帰ってから手持ちの服に合わせて巻いてみたりしてニヨニヨする。
ついこの前まで真紅が気になる色だった。
濃いグレーや黒の服に赤いマフラーを巻くのが憧れで、クリスマスプレゼントに買ってもらった。
それに合わせてカーディガンかセータを買うつもりだったけど。
もう少しずつ日が長くなって春の予兆を感じるからか、もうマフラーから赤の力をもらって満足したからなのか。
今はそれほど真っ赤を欲していない。
今欲しいのは、今日買ったストールのような黄味のかったピンク、またはミカン色。
これまでどうしても仕事用に黒・灰・紺・茶が多かった。
それに、ここ3年は妊娠・授乳の為に、服を選ぶことが難しい状況で、必要最低限のものしか買わなかった。
だから、急にかも知れない。
急に、本当に急に。街行く人の服装やファッション雑誌に気を取られる。
華やかな色にあこがれる。
脱皮を待つ気分ってこれに近いだろうか。
昨年秋にはカラーリストさんのサロンに出向き、パーソナルカラー診断を受けた。
わたしは秋メインで冬も混ざり、春の色もちょっとあるそうな。
ベストカラーが朱赤、クリスマスツリーのような原色の緑、オレンジの入ったピンクだった。
それを参考にしつつ、今持っている服を並べて写真を撮ったり、買い足したい物を描いて持ち歩いたり。
そんなことをやっているうちに、冬シーズンが終わろうとしている。
いや、実際には大雪と厳寒で、今まさに北国はえらいことになっているのだけど。
ファッションの売り場としてはもう冬終わりそうだ。
まぁ、お財布事情が急に良くなるわけではない現実、まずは525円(税込)のストール一枚買うことから始まるくらいから少しずつ。
物の整理と服を選ぶことはつながっている。モノと向き合うことは自分と向き合うことだという点で。
自分が好きな服ばかりのワードローブ作り。
それはなかなかに難しくて、だけど面白い、これもまたちょっとした冒険なのだ。
▼読書中
最近のコメント